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研究開発装置

材料開発に適したラボ機のラインナップです。

研究開発装置

DotView [吐出観察装置]

<DotViewとは?>
インクジェット描画を良好におこなうためには、インクと使用するプリントヘッドおよびプリントヘッドを制御する駆動パラメータとの相性が重要です。弊社インク評価では、ドットビュー(吐出観察装置)を用いてこの相性の評価を行います。良い相性には、プリントヘッドノズルからの安定したインク吐出、吐出液のサテライトや吐出曲りが発生しない、ノズルの目詰まりが発生しない、などの特性が見られます。これらの特性については、インクの粘度、表面張力値などが目安とされていますが、DotViewでは実際の吐出状態をモニター観察することで直接確認できます。印刷物からは判断できないことも、液滴の吐出状態を直接見ることによって様々な現象解析に対応することができます。

DotViewでの測定結果(=吐出条件)はそのままトライテックの印刷装置に使用できます。インク制御方式は同じです。初めて使用するインクの場合、DotViewで吐出パラメータを調整し、抽出された条件を印刷装置に適用するのが一般的です。

<DotView概要>
ヘッドから吐出される液滴の様子をカメラでモニター表示し、吐出速度を算出表示します。
DotView装置単体でのご提供だけでなく、インクジェット装置本体へオプションとして吐出観察装置を取付可能です。
2009年3月より、コニカミノルタIJヘッド版に加えて京セラヘッド対応版リリースしました!
<DotViewの特長>
2種類のヘッドを搭載したタイプもあります。(KM512ヘッド+京セラヘッド)
高性能光学系をつかい、初発の画像を観察可能
生産性向上のため各種自動化機能搭載

項目 基本仕様
カメラ ・140 万画素モノクロカメラ(1,280×960pixel)
・撮像視野: 3.2×2.4mm(マクロレンズ×2)
・分解能 : 2.3μm/pixel
照明 ・LEDストロボ
ユーザー指定項目
(ヘッドにより異なる)
・電圧・周波数・駆動パルス幅(波形)
・ヘッド温度(ヒーター付のみ)
・観察ノズル列(L またはR)
・吐出発数・間隔(終了ボタンを押すまで指定間隔で吐出を続けます)
出力データ ・画像ファイル グレーTIFF 形式
・出力ファイル テキスト形式
(観察ノズル列、吐出発数、発光時間(μs)、周期(ドット))
対応ヘッド/インク ・コニカミノルタ、京セラ、東芝テック、リコー 各対応可能
・Xaar、Dimatix ・・・相談可能
使用できるインクの種類は、ヘッド種類により異なります。
装置構成 ①ヘッド ②ヘッドドライバーユニット
③ヘッド電源 ④PC(制御ソフト含)
⑤撮像ユニット(カメラ・照明・位置調整機構)
⑥ヘッドスタンド ⑦全体カバー
オプション ・電子天秤・印刷機構(Roll JET-lab)
・ノズル自動サーチ機能